強風域に入っている石垣島や宮古島などはすでに風が強く、15時までに石垣島では19.9m/sの最大瞬間風速を観測しました。

今夜遅くから明日3日(月)の早朝にかけて、台風の中心付近を取り巻く発達した雨雲が石垣島や宮古島などを通過し、1時間に60～80mmの非常に激しい雨が降る見込みです。接近時は暴風域を伴う予想で、最大瞬間風速は八重山地方で40m/s、宮古島地方で35m/sに達するなど、暴風雨に見舞われます。

今年初めての台風の直撃となりますので、風雨のピークとなる深夜から早朝は外出を避け、しっかりと安全を確保してください。

台風4号は先島諸島を通過後、東シナ海から中国大陸沿岸を北上し、温帯低気圧に性質を変えながら北東に進路を変える見込みです。

7日(金)頃には梅雨前線と一体化しながら、北日本に近づく可能性があります。温帯低気圧に変わっても、大量の湿った空気を持っているため、大雨を降らせるおそれがあります。週後半は北日本でも警戒が必要です。
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台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風4号の名前「ハグピート（Hagupit）」はフィリピンが提案した名称で、“むち打つこと”を意味する現地の言葉です。
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