7月滑り込みで台風発生か?
南シナ海の低圧部が徐々にまとまり、31日(金)の9時に熱帯低気圧になりました。気象庁は24時間以内に台風まで発達するとして、情報を発表しています。
31日(金)21時の段階では中心付近の最大風速の予想が15m/sで、まだ熱帯低気圧としていますが、発達が早まれば7月最終日で滑り込みの発生となるため、今後の情報が注目されます。
台風になったとしても、北西に進むため、日本列島への影響はない見込みです。
▼熱帯低気圧 7月31日(金)9時
存在地域 南シナ海
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 20 km/h
中心気圧 1000 hPa
最大風速 15 m/s
最大瞬間風速 23 m/s
31日(金)21時の段階では中心付近の最大風速の予想が15m/sで、まだ熱帯低気圧としていますが、発達が早まれば7月最終日で滑り込みの発生となるため、今後の情報が注目されます。
台風になったとしても、北西に進むため、日本列島への影響はない見込みです。
▼熱帯低気圧 7月31日(金)9時
存在地域 南シナ海
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 20 km/h
中心気圧 1000 hPa
最大風速 15 m/s
最大瞬間風速 23 m/s
8月は台風が発生しやすい状況に
この台風の発生は、フィリピン近海の対流活動が活発になってきたひとつのサインとも言えそうです。
7月中は高気圧に覆われて晴れる日が多かったため、フィリピン近海の海面水温は、平年に比べて1~2℃も高くなっています。対流活動も活発な状況が続き、7月から一転して、8月は台風の発生しやすい環境が整う見込みです。
台風発達のエネルギーとなる海面水温が高いことから、台風が多く発生したり、強まることが考えられます。梅雨が明けたあとは台風の動向に注目です。
» 台風・熱帯低気圧情報
7月中は高気圧に覆われて晴れる日が多かったため、フィリピン近海の海面水温は、平年に比べて1~2℃も高くなっています。対流活動も活発な状況が続き、7月から一転して、8月は台風の発生しやすい環境が整う見込みです。
台風発達のエネルギーとなる海面水温が高いことから、台風が多く発生したり、強まることが考えられます。梅雨が明けたあとは台風の動向に注目です。
» 台風・熱帯低気圧情報
参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構
海面水温平年差:気象庁HP
海面水温平年差:気象庁HP