月が火星に接近
8月9日(日)の深夜から10日(月)の明け方にかけて、南東の空で月齢19の下弦前の月と火星が接近して見えます。
地球との最接近を2か月後に控えた火星はマイナス1.3等級まで明るくなり、赤っぽい色もいっそう目立つようになっています。
日付が変わるころには30度ほどの高さまで上っているので、夜更かしの人々の目を引く光景となりそうです。視直径は16秒角ほどまで大きくなっていて、天体望遠鏡での観察も楽しみも期待できます。次回の接近は9月6日(日)から7日(月)です。
地球との最接近を2か月後に控えた火星はマイナス1.3等級まで明るくなり、赤っぽい色もいっそう目立つようになっています。
日付が変わるころには30度ほどの高さまで上っているので、夜更かしの人々の目を引く光景となりそうです。視直径は16秒角ほどまで大きくなっていて、天体望遠鏡での観察も楽しみも期待できます。次回の接近は9月6日(日)から7日(月)です。
ペルセウス座流星群が極大
3大流星群の一つである、ペルセウス座流星群が活動期を迎えます。活動のピークは12日(水)の22時頃と予想されているため、観測には12日(水)深夜〜13日(木)夜明け前の時間帯がオススメです。
ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と共に3大流星群の一つとされており、観測できる流星数は年間でも1・2位を争う流星群です。
>>ペルセウス座流星群2020特設サイト
ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と共に3大流星群の一つとされており、観測できる流星数は年間でも1・2位を争う流星群です。
>>ペルセウス座流星群2020特設サイト
月が金星に接近
8月16日(日)の未明から明け方、東の空で月齢26の細い月と金星が接近して見えます。
地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさとなります。肉眼や双眼鏡で眺めたり、周りに広がる冬の星座たちと一緒に写真に収めたりしてみてください。次回の共演は9月14日(月)です。
地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさとなります。肉眼や双眼鏡で眺めたり、周りに広がる冬の星座たちと一緒に写真に収めたりしてみてください。次回の共演は9月14日(月)です。
伝統的七夕
伝統的七夕とは、旧暦の7月7日にちなんだ、かつての七夕のことです。現在使われている暦では伝統的七夕の日付は毎年変わりますが、今年は8月25日(火)です。
空が暗いところなら、月が沈んだあとには織女星(こと座のベガ)と牽牛星(わし座のアルタイル)の間に流れる天の川も見えるかもしれません。
空が暗いところなら、月が沈んだあとには織女星(こと座のベガ)と牽牛星(わし座のアルタイル)の間に流れる天の川も見えるかもしれません。
月が土星に接近
8月29日(土)の夕方から30日(日)の未明、南から南西の空で月齢11の月と土星が接近して見えます。
月と土星の右には木星もあり、明るい3天体が集まっている光景が楽しめる。ちょうど宵のころに南中するので非常に見やすい。肉眼や双眼鏡で接近の様子を眺めるだけでなく、天体望遠鏡で観察してみよう。次回の接近は9月25日(金)です。
月と土星の右には木星もあり、明るい3天体が集まっている光景が楽しめる。ちょうど宵のころに南中するので非常に見やすい。肉眼や双眼鏡で接近の様子を眺めるだけでなく、天体望遠鏡で観察してみよう。次回の接近は9月25日(金)です。
参考資料など
『天文年鑑(2020)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/