7月最終週となる来週は、太平洋高気圧が張り出して梅雨前線が北陸～東北エリア周辺まで北上します。

西日本や東海では長かった梅雨がようやく明け、真夏らしい厳しい暑さも到来する見込みです。

30℃を超えて真夏日になる日が多くなります。コロナ禍の影響でマスクを着用する機会が増えますが、人気のない所ではマスクを外すなど暑さ対策も欠かせません。
» GPS検索 週間天気予報

一方、太平洋高気圧の勢力は北への張り出しが弱いため、東北や関東、北陸では梅雨前線が停滞して8月以降もスッキリしない天気が続くと見ています。

上空の寒気の影響で日差しが届いても大気の状態が不安定になり、7月末から8月初めにかけてはゲリラ豪雨が発生しやすくなる見込みです。

ウェザーニュースでは東北、関東甲信、北陸の梅雨明けを8月4日と予想しています。

高気圧の位置や勢力、梅雨前線の位置によって梅雨明けの見解は今後も変化する可能性があります。こまめに最新の情報を確認してください。

▼平年の梅雨明け日（括弧内は今年の発表日）
　沖縄地方　　　6月23日頃（6月12日頃）
　奄美地方　　　6月29日頃（7月20日頃）
　九州南部　　　7月14日頃（ ー ）
　九州北部地方　7月19日頃（ ー ）
　四国地方　　　7月18日頃（ ー ）
　中国地方　　　7月21日頃（ ー ）
　近畿地方　　　7月21日頃（ ー ）
　東海地方　　　7月21日頃（ ー ）
　関東甲信地方　7月21日頃（ ー ）
　北陸地方　　　7月24日頃（ ー ）
　東北南部　　　7月25日頃（ ー ）
　東北北部　　　7月28日頃（ ー ）
» 各地の梅雨入り、梅雨明けは