梅雨前線に向かって日本海から湿った空気が流れ込んで雨雲が発達し、28日(火)から29日(水)にかけて新潟県や山形県、秋田県周辺で断続的に激しい雨が降る予想です。

状況次第では線状降水帯と呼ばれる危険な雨雲が発生し、数時間にわたり猛烈な雨が降り続くおそれもあります。

2日間の総雨量は300mmを超えるおそれもあり、これらの地域としては観測史上1位の値を更新するような記録的な雨となることも考えられます。河川の氾濫や浸水、土砂災害等に警戒してください。
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今から9年前の2011年7月には「平成23年7月新潟・福島豪雨」が発生し、河川氾濫や土砂災害が相次いで、人的被害を含む大きな災害となりました。

この時の気象環境と比較をすると、地上では太平洋高気圧が西日本方面に張り出し、オホーツク海高気圧が停滞、上空では日本の東側に気圧の谷があるという状況で、今年の7月28日(火)から29日(水9に予想される気圧配置とよく似ています。

これらの地域は多雨地域と比べると、川の許容量や地盤の強化状況などが違うため、少ない雨量でも災害が発生する傾向があります。

逃げ遅れによる人的被害をなくせるよう、ハザードマップや自治体からの避難情報を確認して、早めに避難をするようにしてください。
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