ハワイへのハリケーン接近は数年に一度程度
15時現在のダグラスの中心気圧は982hPa、最大風速は約40m/sです。カテゴリ1はハリケーンの5段階の中では最も低い分類ですが、日本の基準では概ね「強い台風」に相当します。
南国には台風やハリケーンのイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ハワイに接近するハリケーンの数はあまり多くなく、ハリケーンがホノルルから300km以内に接近するのは概ね数年に一度の頻度です。
南国には台風やハリケーンのイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ハワイに接近するハリケーンの数はあまり多くなく、ハリケーンがホノルルから300km以内に接近するのは概ね数年に一度の頻度です。
月末に「越境台風」となる可能性も否定出来ず
ダグラスはハワイ周辺で勢力を落としてトロピカルストーム(熱帯暴風雨)に変わる見通しで、その後も月末にかけて西北西に進む見通しです。
もし一定の勢力以上を保って西経180度を越えた場合、気象庁の監視領域に入ることで「台風」ダグラスとなります。
現時点のウェザーニュースの予測では、この熱帯低気圧が180度経線を越えるのは7月30日(木)から31日(金)頃で、西経域で勢力を落とすため「台風」と解析される可能性はさほど高くはないと見ています。台風になったとしても日本への影響はない見通しです。
いわゆる「越境台風」は数年に一度あり、もし西経域から進んできた熱帯低気圧が台風となった場合は、2018年の台風17号ヘクター以来で約2年ぶりとなります。
» 関連記事 2019年台風1号、気象庁の監視域外に出てサイクロンに
もし一定の勢力以上を保って西経180度を越えた場合、気象庁の監視領域に入ることで「台風」ダグラスとなります。
現時点のウェザーニュースの予測では、この熱帯低気圧が180度経線を越えるのは7月30日(木)から31日(金)頃で、西経域で勢力を落とすため「台風」と解析される可能性はさほど高くはないと見ています。台風になったとしても日本への影響はない見通しです。
いわゆる「越境台風」は数年に一度あり、もし西経域から進んできた熱帯低気圧が台風となった場合は、2018年の台風17号ヘクター以来で約2年ぶりとなります。
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7月の「台風発生ゼロ」となれば統計史上初
今年は7月になってからまだ台風が1つも発生していないため、もしこのまま1つも台風が発生しなければ1951年以降の統計史上初のことになります。
ダグラスが台風になるか、また別の場所で台風が発生しないか、ウェザーニュースでは監視を継続しています。
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