夏の高気圧（太平洋高気圧）が西日本方面に徐々に張り出して、西日本では梅雨前線が日本海に離れる予想です。今週は九州南部から晴れるところが多くなり、東海以西では梅雨明けの可能性が高いと言えそうです。

ただ、湿った空気の影響で大気の状態が不安定な状態は続くため、急な雨や落雷に注意が必要です。
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明日28日(火)から29日(水)にかけて、梅雨前線が東北地方に停滞し、新潟や東北地方で大雨となるおそれがあります。2日間で300mm近い雨が降り、これらの地域としては観測史上1位の値を更新するような記録的な雨となることも考えられます。河川の氾濫や浸水、土砂災害等に警戒してください。

2011年に発生した「新潟・福島豪雨」当時と似た気圧配置となります。逃げ遅れによる人的被害をなくせるよう、ハザードマップや自治体からの避難情報を確認して、早めに避難をするようにしてください。
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30日(木)以降、天気図を見ると前線が途切れて晴れるように見えますが、8月始めにかけても天気図には書かれない不明瞭な前線位相が東日本付近に停滞する見込みです。そのため、関東甲信や北陸、東北では曇りや雨の日が続き、梅雨明けは8月にずれ込む見通しです。

また、上空の寒気と大気下層の湿った空気の影響で、ゲリラ豪雨のような強い雨となる可能性もあります。日々の天気予報を小まめに確認するようにしてください。
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