2011年の7月27日から30日にかけて、梅雨前線が停滞した新潟県から福島県会津地方では大雨に見舞われました。
4日間で降った雨の量は、福島県只見町で711.5mm、新潟県加茂市・宮寄上で626.5mmに達するなど、平年の7月雨量の2倍を超えるような記録的な大雨となりました。
4日間で降った雨の量は、福島県只見町で711.5mm、新潟県加茂市・宮寄上で626.5mmに達するなど、平年の7月雨量の2倍を超えるような記録的な大雨となりました。
平成23年7月新潟・福島豪雨の被害
信濃川水系の複数の河川で堤防の決壊によって河川の氾濫が起き、土砂災害も多数発生。消防庁のまとめでは4人の方が亡くなり、床上まで浸水した住宅が約1100棟、床下浸水は約7600棟に及びました。
来週は北陸や東北で大雨警戒
同じような気圧配置になる来週は、北陸から東北にかけて大雨のリスクが高まります。
現段階では雨量や大雨のエリアの予測の確実性が低いものの、最大では300mmを超えるような雨が降ってもおかしくない状況です。短時間の非常に激しい雨のおそれもありますので、最新の状況を確認しつつ、予め備えをしておくようにしてください。
»大雨対策 いざという時に備えること
»新型コロナと大雨災害 避難先の選択肢は?
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