今日24日(金)は、本州の北に停滞する梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込んで雨雲が発達し、九州を中心に雨が激しく降っています。5時20分までの1時間に長崎県雲仙市・雲仙岳で84.0mmの猛烈な雨、福岡県八女市・黒木で32.0mmの激しい雨を観測しました。
九州北部の各県には大雨警報が出ており、佐賀県には土砂災害警戒情報が発表されています。
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線状降水帯が形成されつつある状態
明日25日(土)にかけて、寒冷渦と呼ばれる上空の低気圧が朝鮮半島付近に留まり、太平洋高気圧の縁をまわって湿った空気が西日本方面に流れ込みやすい状況が続きます。このため大気の状態が非常に不安定となり、九州の東シナ海側や四国の太平洋側などを中心に断続的に激しい雨が降る見込みです。
すでに活発なライン状の雨雲が現れ、風の向きや強さなどの条件から線状降水帯が形成されつつあると見られます。九州では昼過ぎにかけて数時間にわたって同じ場所で猛烈な雨が降り続き、大規模な災害に繋がるおそれがあります。
すでに活発なライン状の雨雲が現れ、風の向きや強さなどの条件から線状降水帯が形成されつつあると見られます。九州では昼過ぎにかけて数時間にわたって同じ場所で猛烈な雨が降り続き、大規模な災害に繋がるおそれがあります。
連休中の総雨量は500mmに達するおそれ
特に大雨に警戒が必要な場所は鹿児島県や熊本県、高知県の東部などで、ピーク時には1時間に100mm前後の猛烈な雨が降るおそれがあります。26日(日)にかけての総雨量は、九州や四国などで最大300~500mmの予想。中国地方や東海地方でも300mmを超える所がある見込みです。
ウェザーニュースによる調査では、24時間雨量が300mmを超えるような雨の場合、腰以上の高さにまで水かさが上がる大規模な浸水が発生する可能性が高いことがわかっています。日曜日にかけての大雨でも局地的には同様の状況になり得るため、厳重な警戒が必要です。
継続中の令和2年7月豪雨のこれまでの被災地でも大雨となり、復旧作業に支障が出るだけで無く被害がさらに拡大するおそれがあります。いちど氾濫した川では普段よりも少ない雨で再度、氾濫する危険性があるため油断ができません。
河川の氾濫や土砂災害、道路冠水や家屋の浸水等に警戒し、随時最新の気象情報や避難情報を入手するようにしてください。逃げ遅れによる人的被害をなくせるよう、早めの避難を心がけてください。
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ウェザーニュースによる調査では、24時間雨量が300mmを超えるような雨の場合、腰以上の高さにまで水かさが上がる大規模な浸水が発生する可能性が高いことがわかっています。日曜日にかけての大雨でも局地的には同様の状況になり得るため、厳重な警戒が必要です。
継続中の令和2年7月豪雨のこれまでの被災地でも大雨となり、復旧作業に支障が出るだけで無く被害がさらに拡大するおそれがあります。いちど氾濫した川では普段よりも少ない雨で再度、氾濫する危険性があるため油断ができません。
河川の氾濫や土砂災害、道路冠水や家屋の浸水等に警戒し、随時最新の気象情報や避難情報を入手するようにしてください。逃げ遅れによる人的被害をなくせるよう、早めの避難を心がけてください。
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