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関東から東北太平洋側の日照不足、冷夏傾向は8月上旬から解消へ

2020/07/23 18:59 ウェザーニュース

梅雨前線や湿った空気の影響が続き、関東や東北太平洋側では日照の少ない状況となっています。

農業関係者の間では冷夏とならないか懸念されていますが、この状況はあと10日間程度続く可能性が高くなっています。もうしばらく予断を許さない状況が続きそうです。

一方、8月上旬からは晴れてる日が多くなる見通しで、盛夏の時期には日照も昇温も十分に期待出来そうです。

日照時間は平年の半分未満のところも

過去30日間の日照時間を平年と比較すると、岩手県の盛岡では平年比49%、宮城県の仙台では平年比43%、福島県のいわき市小名浜では平年比35%、茨城県の水戸では平年比44%と、いずれも平年の半分未満となっています。

これらの地域ではこの先10日間程度は曇りや雨の日が多く、日照時間の少ない状況が継続するとみられます。農作物の管理等に十分注意してください。
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8月上旬からは夏らしく

気象庁 1か月予報を元に作成
8月上旬になると日照不足は解消傾向となり、例年最も気温の高くなる頃には、気温も平年並みか平年より高くなることが予想されています。日照りの恋しい方にとっては待望の、日差しや昇温が期待出来そうです。

一方で、例年最も暑い時期に平年よりも高い気温が予想されているため、熱中症への警戒は怠ることができません。日々の気象情報を確認し、熱中症予防に努めるようにしてください。
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