4連休でもある今週末は梅雨前線の活動が再び活発になり、24日(金)「スポーツの日」からは西日本などでまとまった雨が降る予想です。
連休最終日の26日(日)にかけて似たような気圧配置が続く可能性があり、発達した雨雲が同じようなところにかかり続けて大雨となるおそれがあります。

特に九州や中国地方で大雨のリスクが高いとみられますが、四国や近畿南部、東海西部山沿いでも大雨となる可能性があります。
こまめに最新の天気予報を確認し、自治体からの避難情報などにも留意してください。

来週前半は東北でも雨量がまとまるおそれがあるため、引き続き注意が必要です。
» 10日先までの天気・気温

平年であれば7月の中旬から下旬になると、九州南部から東北の各地で梅雨明けとなりますが、今年はまだ沖縄と奄美地方を除き梅雨明けの発表がありません。

来週はいよいよ夏の高気圧が勢力を強め、梅雨前線が北上して活動が弱まる兆しが見え始めました。普段より遅い夏の到来となりそうです。
» エリア毎の梅雨明け予想日

本州付近には暖かく湿った空気が流れ込みやすくなり、蒸し暑くなる予想です。西日本では天気が悪くても気温が高く、東日本でも長引く梅雨のために、これまでは極端に暑い日はあまりありませんでしたが、真夏日が増える予想です。

通気性の良い服装やエアコンなどを活用し、体調管理に気を付けてください。
» 今日明日の熱中症危険度は？