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梅雨明けを思わせる暑い週明け 午後は35℃以上の猛暑日となる所も

2020/07/20 11:18 ウェザーニュース

今日20日(月)は夏の高気圧が勢力を強めて、梅雨前線は日本海まで北上しています。西日本や東海を中心に夏到来を感じさせる暑さです。

高温注意情報を発表中

夏の高気圧は西日本から東海にかけてを覆い、朝から強い日差しが各地で照りつけています。特に南よりの風が山越えとなって、フェーン現象が起きている山陰や近畿北部、四国の瀬戸内側などで気温が上昇し、厳しい暑さです。

11時現在、全国で最も高い愛媛県大洲市と愛知県豊田市は33.9℃を観測。そのほか、兵庫県豊岡市で33.2℃、鳥取市で32.9℃まで上がるなど、愛媛県や鳥取県、愛知県など8県に高温注意情報が発表中です。東京も10時56分に30℃に到達し、8日ぶりの真夏日になりました。

西日本や東海は熱中症危険レベルに

午後も日差しの届く所が多く、さらに気温が上がっていきます。35℃以上の猛暑日の所がありそうです。

夏の空気に覆われているためカラッとした暑さではなく、夏本番と同様の蒸し暑さです。14時の暑さ指数(WBGT)は、九州や中四国など西日本の広い範囲で赤い表示の「危険」レベルとなり、一部では紫色の特に危険なレベルに達する予想となっています。

九州など「令和2年7月豪雨」の被害が大きかった地域で復旧作業などを行っている場合は、こまめな休憩や水分補給を行うなど、熱中症に対して警戒をしてください。
» 今日明日の熱中症危険度は?