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タオルの干し方、「天日干し」より「陰干し」がよいワケ

2020/07/31 05:37 ウェザーニュース

九州や中国四国など西日本では梅雨前線の停滞による雨がちの日々もようやく終わり、照りつける太陽の下で、洗濯物も天日干しができるようになりました。
洋服や下着はもちろん、とくに臭いや菌が気になるタオルは、紫外線を当てて除菌を、と思う人は多いのではないでしょうか。

タオルの天日干し 実は要注意!?

ウェザーニュースで実施した「洗濯後のタオルをどこで干していますか? 」というアンケート調査でも、外干し(日向)が過半数超え(58%)という結果となりました。

ところが、タオルの天日干しは要注意といいます。創業1908(明治41)年の老舗メーカー・おぼろタオル株式会社(三重県津市)に、タオルの正しい干し方についてお話を伺いました。

「ふんわり」なら陰干しがおすすめ

「確かに天日干しをすると、直射日光を受けることで紫外線による除菌が可能になります。けれどタオルの場合は、日差しの強い夏場に長時間天日干しをすると、タオルの繊維を傷めたり水分を奪いすぎて硬くなったりして、“ゴワゴワ”になってしまうスピードを早める原因になるのです。ふんわりと仕上げたい場合は、陰干しがおすすめです」(おぼろタオル)

タオルを洗濯するとき、柔軟剤の使用量に気を遣ったり、パイルを立てようと上下によく振ったりしていたのに「全然ふんわりしてくれない」と思った人は多いはず。実は、天日干しが原因だったのです。

「タオルは、直射日光が当たらない、風通しのいいところに干すのがベストです。ベランダや庭などの日陰になるところで干してみてください」(おぼろタオル)

アパートなどでちょうどいい日陰がない場合は、どうすればいいのでしょうか。

「日陰がない場合には、日よけシートやサンシェードなどを利用してください。天日干しでなくても、風通しのいい日陰に干せば、いやな生乾きの臭いは残りません」(おぼろタオル)

紫外線殺菌をしたい場合は?

「どうしても直接紫外線に当てて殺菌したい方は、タオルが乾いたらすぐに取り込むことをおすすめします。そうすれば、“ゴワゴワ”をある程度防ぐことができます」(おぼろタオル)

陰干し、天日干しのいずれにしても、洗剤はメーカー指定の適量を守ることがポイントだそうです。

「必要以上に入れた洗剤は溶けきれず、せっけんかすとなってむしろ雑菌が発生する原因となります。柔軟剤も入れすぎると、タオルの吸水性を低下させる原因となりますので、気をつけてください」(おぼろタオル)

洗濯の後は風通しのいい場所での陰干しで、いつもふんわり仕上げのタオルを備え、暑い夏も快適に過ごしましょう。

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