山口県萩市見島で「50年に一度の記録的な大雨（気象庁）」

2020/07/13 21:06 ウェザーニュース

梅雨前線の影響で西日本日本海側を中心に雨が強まっています。
下関地方気象台は今日13日(月)18:55に「山口県萩市見島で50年に一度の大雨になっている」と発表しました。
見島は山口県の最北端の島で萩市沖から約45㎞離れています。県が設置した島内の雨量計では17時までの1時間で63mmの雨を観測。24時間の積算雨量は241mmに達しています。
＞＞最新の雨雲レーダー

土砂災害リスクが高い状態に

梅雨前線と前線上の低気圧の影響で九州北部や山陰エリアなどでは今後発達した雨雲が流れ込み、多い所で時間60-80mm程度の猛烈な雨が降るおそれがあります。
明日14日(火)の朝まで断続的に雨が続く見込みで道路の冠水や河川の氾濫、土砂災害の発生に厳重な警戒が必要です。
室内で安全を確保して過ごしてください。急な斜面や河川が近くにある場合は2階などなるべく高層の場所で過ごすとより安心です。
＞＞GPS検索　ピンポイント予報

記録的短時間大雨情報とは？

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。

＞＞大雨避難時の注意点
＞＞避難先の選択肢