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七十二候「蓮始開」 朝に咲くハスの花の魅力

2020/07/12 05:13 ウェザーニュース

7月12日(日)から、七十二候は「蓮始開(はすはじめてひらく)」の期間となります。

こよみ通り、7月中旬~8月中旬に蓮の花は見頃を迎えます。

美しきものは短命

ウェザーニュースのユーザーから投稿される季節の写真の中でも、この時期はひときわ目を引くのが蓮の花です。蒸し暑さも忘れ、思わず見とれてしまいます。

夜明けとともに水を弾いて優雅な花を咲かせる蓮の花。しかし、花の命は3日〜5日と非常に短いのです。

泥の中から生長して美しい花を咲かせる気高く清らかな姿に、古代の人達は極楽浄土を見たといいます。仏教では慈悲の象徴とされています。

蓮が開く時間帯は限定的

そんな蓮の花ですが、実は限られた時間帯しか見ることが出来ません。開花するのは早朝で、特に見頃は午前7時〜9時頃、そして昼頃には花が閉じてしまいます。

見に行かれる場合は朝がおすすめです。人混みを避けて朝の散歩などで見に行かれるのが良さそうですね。

レンコンで夏バテ防止

「蓮って結局レンコンでしょ?!」

もちろん正解です。しかし厳密にいうと、蓮は食用蓮と観賞蓮(花蓮:はなはす)に分けられます。レンコンは食用蓮なんですね。

レンコンは暑くなるこれからの時期にピッタリの食材です!!

レンコンには夏バテになるのを防ぐ効果があるといわれています。ぜひ今晩のおかずにいかがでしょうか。
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出典
京都花蓮研究会「ハスを知ろう」http://www.ihasu.net/cultivation.html
NHK 解説委員室「視点・論点 「植物と仏教との関係」」http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/215890.html
写真
ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) なでしこ さん ちむら さん