鹿児島県や宮崎県など九州南部は夜になると次第に雨が強まります。梅雨前線の北上に伴って強い雨のエリアは北に広がり、深夜から明日9日(木)の朝にかけては熊本県や長崎県など九州北部や紀伊半島南部、東海まで拡大する見込みです。

10日(金)はさらに前線が北上して、九州北部を中心に局地的に激しい雨の降り、すで被害が生じたエリアで、また大雨になる可能性があります。

9日(木)～10日(金)の2日間で予想される雨の量は、九州や四国の多い所で300mm以上。紀伊半島南部や岐阜県なども200mm前後に達し、局地的にはさらに雨量が増え、500mm前後の大雨となるおそれがあります。

先週から続く一連の大雨で、土の中には大量の水分が含まれているため、土砂災害の危険性が高く、一旦下がった川の水位が再び上がってくることも考えられます。土砂災害や河川の増水、氾濫に対する厳重な警戒が必要です。最新の情報を確認し、避難をするなどの判断をできるだけ早い段階で行うようにしてください。
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週末の11日(土)以降も梅雨前線は日本付近から離れず、停滞する日が多くなります。梅雨前線の南側のエリアは湿った暖かな空気が入り込む影響で強い雨の降る所がある見込みです。

前線の位置が少しズレるだけでも強雨のエリアは変化しますので、最新の情報を確認の上、少なくともこの先1週間程度は梅雨前線による雨への警戒が必要になります。
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