facebook line twitter mail

「線状降水帯」が発生 鹿児島県大隅半島で猛烈な雨

2020/07/06 09:09 ウェザーニュース

今日6日(月)は、梅雨前線の発達した雨雲が流れ込んで九州では大雨になっています。

梅雨前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込み、鹿児島県の大隅半島周辺では発達した積乱雲が線状に形成されるいわゆる「線状降水帯」が発生しています。鹿屋では6:24までの1時間に109.5㎜の雨を観測しました。観測史上1位の降水量です。
» 雨雲レーダー

土砂災害警戒情報を発表中

鹿児島県鹿屋市の様子

鹿屋市からは道路が深く冠水し、河川も大幅に増水しています。
大隅半島周辺では11時頃まで、線状降水帯による猛烈な雨が続くおそれがあります。線状降水帯の雨雲が去った後も、雨が降りやすい状態が今日いっぱい続きます。道路冠水や河川の氾濫、土砂災害に最大限の警戒が必要です。外出は極力控え、屋内で安全を確保してください。急な斜面が近くにある場合は2階など高層がより安全です。自治体からの安全情報にも留意してください。
» 現在の土砂災害危険度を確認
» 大雨影響ピンポイント予測(会員限定)