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九州でまた300mm前後の雨のおそれ 週明けにかけて断続的に大雨続く

2020/07/03 06:25 ウェザーニュース

活発な活動が続く梅雨前線は今日3日(金)になって北上し、九州で雨が強まっています。週末から来週にかけては広い範囲で大雨に警戒が必要です。

九州でまた強い雨が降り出す

今朝は九州南部を中心に雨が強く、6時までの1時間に鹿児島県鹿屋市・吉ケ別府で24.5mm、志布志市では13.0mmの雨を観測しました。
午後にかけては九州北部や四国、紀伊半島などに活発な雨雲が広がる見込みです。明日4日(土)は静岡県を中心とする東海でも雨が強まり、つい先日まで大雨に見舞われた地域で、再び大雨が予想されています。

昨日2日(木)までの10日間で、宮崎県えびの市で690.0mmを雨を観測するなど、鹿児島県や宮崎県の山沿いでは500~700mmの雨が降っていて、土の中には多くの水分が残った状態です。

明日4日(土)までに新たに300mm前後の雨が予想されている、土砂災害の危険性が高まります。避難をする場合はできるだけ早いタイミングで行うようにしてください。
>>最新の雨雲レーダー

5日(日)以降も大雨が続くおそれ

5日(日)以降は梅雨前線がさらに北上し、激しい雨のエリアは日本海側に広がっていく見込みです。少なくとも週明け7日(火)頃までは大雨になり、場合によっては、その後も続くおそれがあります。

激しい雨のタイミングや地域は前線の位置次第で変化しますので、最新の情報をこまめに確認して、大雨への備えをしてください。
>>今いるところの詳しい週間天気