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週末までの天気 断続的に大雨のおそれ

2020/07/02 16:33 ウェザーニュース

明日3日(金)以降は梅雨前線が本州付近に停滞、梅雨前線上に発生した低気圧が断続的に通過して西日本や東日本の太平洋側を中心に雨を降らせます。

梅雨末期を思わせる大雨になるおそれがあるので警戒が必要です。
予想積算降水量 7月3日(金)9時〜6日(月)9時

3日(金):九州で激しい雨

本州南岸の梅雨前線が北上して活動が活発化し、西から雨のエリアが拡大します。
梅雨前線上の低気圧が九州に接近することによって、九州や四国南部、紀伊半島南部では滝のような激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。
道路冠水や河川の氾濫、土砂災害の発生に警戒が必要です。

また、関東でも天気が下り坂です。

4日(土):関東や東海、東北南部を中心に大雨のおそれ

梅雨前線上の低気圧が東日本の沿岸を通過し、関東や東海、東北南部を中心に大雨のおそれがあります。
道路冠水や河川の氾濫、土砂災害の発生に警戒が必要です。
奄美諸島やトカラ列島でも大雨に要警戒してください。

梅雨前線が南下する西日本は一時的に天気が回復しますが、夜にはまた前線が北上して九州で雨を降らせます。

5日(日):再び九州で大雨に、土砂災害に警戒

梅雨前線が再び北上し活動が活発化します。
西日本では九州を中心に再び大雨に見舞われるおそれがあり、道路冠水や河川の氾濫、土砂災害の発生に厳重な警戒が必要です。
東日本でも広範囲で本降りの雨となります。

奄美諸島はニワカ雨の可能性があるものの、日差しが届いて梅雨明けする可能性があります。

6日(月)以降:太平洋高気圧が強まり梅雨前線は北上

6日(月)以降は太平洋高気圧が強まり、梅雨前線が北上する傾向です。
梅雨前線は山陰や北陸など西日本、東日本の日本海側に停滞すると見ています。

梅雨前線や低気圧の位置によって天気が著しく変化するので、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。
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