西之島は6月26日(金)に噴煙高度が火口上4400mまで上がるなど、活動が活発化しました。29日(月)に海上保安庁が上空から行った調査では、黒っぽい噴煙を活発に噴き上げている様子が確認されています。
また、噴出物で作られた「火砕丘」と呼ばれる高まりの部分が、溶岩の流出によって崩壊し、溶岩とともに海に達している様子も伺えます。
また、噴出物で作られた「火砕丘」と呼ばれる高まりの部分が、溶岩の流出によって崩壊し、溶岩とともに海に達している様子も伺えます。
今後も活発な活動が続くと見られる
昨日30日(火)は一時的に活動が落ち着いたものの、今日1日(水)は再び火口上3500mまで噴煙を上げ、その様子が衛星画像からも確認できます。
火山噴火予知連絡会は昨日の会合で、「6月中旬以降は、大量の火山灰を噴出するなど特に活発な噴火が確認された」と述べ、「今後も、溶岩の流出や大きな噴石及び火山灰噴出を伴う活発な噴火活動が継続する可能性が高く、海への溶岩流入による陸地拡大が継続すると考えられる」としています。
成長を続ける火山島・西之島の今後に引き続き注目です。
» 西之島の火山情報
火山噴火予知連絡会は昨日の会合で、「6月中旬以降は、大量の火山灰を噴出するなど特に活発な噴火が確認された」と述べ、「今後も、溶岩の流出や大きな噴石及び火山灰噴出を伴う活発な噴火活動が継続する可能性が高く、海への溶岩流入による陸地拡大が継続すると考えられる」としています。
成長を続ける火山島・西之島の今後に引き続き注目です。
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参考資料など
西之島の画像:海上保安庁
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構