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高知県で1時間に100mm近い猛烈な雨
太平洋側で大雨続くおそれ

2020/06/30 09:18 ウェザーニュース

今日30日(火)は梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、活動が非常に活発になっています。特に西日本から東海にかけての太平洋側で大雨に警戒が必要です。

高知県で1時間に100mm近い猛烈な雨

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高知県土佐市の様子(30日(火)7時前撮影)
発達した雨雲は九州南部から四国、紀伊半島へと拡大しています。特に高知県内で雨が強まり、国土交通省が設置する雨量計では、香美市で8時20分までの1時間に99mmの猛烈な雨が降りました。

また、高知市でも7時41分までの1時間に70.5mmを観測しています。香美市繁藤では9時までの12時間の雨量が200mmを超える大雨です。

九州南部も激しい雨が続いていて、9時現在、鹿児島県と宮崎県の一部には土砂災害警戒情報が発表されています。
>>最新の雨雲レーダー

明日にかけて大雨 土砂災害に警戒

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予想降水量 明日7月1日(水)24時まで
午後にかけては激しい雨のエリアがさらに東に広がり、東海でも雨が強まる見込みです。

西日本では太平洋側を中心に明日7月1日(水)の朝にかけて、東海では明日いっぱい激しい雨のおそれがあり、明日の夜にかけての総雨量は多いところで300mmを超えるおそれがあります。大雨による道路冠水、河川および用水路の増水や氾濫、土砂災害の発生に警戒が必要です。

<予想される総降水量(明日7月1日(水)24時まで)>
 東海地方 300mm以上
 近畿地方 300mm
 四国地方 300mm
 九州地方 200mm
※多いところでの予想
>>冠水・浸水の危険を確認〔会員メニュー〕

沿岸部では暴風にも警戒

前線に向かって南西の風が強まり、東海から西の沿岸部では、瞬間的には25m/s前後の暴風となるおそれがあります。関東でも東京湾周辺や房総半島では、20m/s近い突風が吹くと予想されています。

飛行機や電車、高速道路など、交通機関に影響が出るおそれがあるので、これらを使う予定のある方は最新情報を確認するようにしてください。

>>今いるところの天気や風の強さを確認

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
もんさん

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