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九州南部では6時間で200mm近い雨 河川増水や氾濫、土砂災害などの発生に厳重警戒

2020/06/27 19:59 ウェザーニュース

梅雨前線の発達した雨雲が流れ込み、九州南部では激しい雨が続いています。明日28日(日)午前中にかけて、引き続き大雨に厳重な警戒が必要です。

明日朝までにさらに200mm以上の雨も

宮崎県の加久藤(カクトウ)では18時までの6時間で185.5mmの雨を観測しました。

今夜も強弱を繰り返して雨が続き、明日の朝までに多いところでさらに200mm以上降水量が増すおそれがあります。

河川氾濫や土砂災害の発生に警戒

既に地中には大量の水が含まれていて、土砂災害のリスクがさらに高まります。道路冠水や河川の氾濫も発生しやすく交通機関に影響が出るおそれもあります。

荒天の間は外出を控え、自治体からの避難情報にも注意してください。

明日の午前9時前後には強雨のピークを越えて天気は徐々に回復に向かう見込みです。雨が止んでも増水した河川や急な崖には近づかないようにしてください。
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