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服装と気温の関係 新しい生活様式で暑さに一層の注意を

2020/07/04 05:39 ウェザーニュース

県をまたいでの移動が全国的に緩和され観光地などが再開するなどし、ますます外出する機会が増えてくるのではないでしょうか。
一方で、7月は湿度が高く不快に感じることの多い時期でもあります。通勤時やお出かけの際の服装選びの参考に、気温と服装の関係をご紹介します。

平年の7月の気温

気象庁データをもとにウェザーニュースが作成
7月の最高気温は、札幌で25℃前後、東京〜福岡は30℃前後と暑い日が続きます。

最低気温は、札幌で17℃前後、東京〜福岡では20℃以上となります。西日本では朝の時点で25℃近い日も多く、寝苦しい熱帯夜となることもあります。

特に、西日本や東日本には湿った空気が流れ込み、不快な蒸し暑さとなる日が増えるため、風通しのよい素材を選ぶのもポイントです。
>>この先の天気と気温

<気温別>オススメの服装

◆30℃以上…【半袖+α】でどこでも快適に
外に出ると汗びっしょりの暑さでも、室内は冷房で体が冷えてしまうことも。どこでも快適に過ごせるよう、上着があると安心。

◆30℃未満…半袖シャツ
日向では暑く、少し歩くと汗ばんでしまうことも。半袖が快適に感じられます。

◆25℃未満…長袖シャツ
風が吹くと少し涼しく感じられて、長袖シャツがあると安心です。

<<天気別の組み合わせ例>>
晴れの場合
・半袖Tシャツ、長袖シャツ
くもりの場合
・長袖Tシャツ、長袖シャツ

◆20℃未満…カーディガン
長袖シャツの上にベストや薄手のカーディガンなど、一枚羽織るものが必要と感じます。
※この服装は、ウェザーニュースへの天気・体感報告などを分析した結果で算出しています。

気温チェックで対策を

今後は湿度の高い日も多くなるため、これまで以上に熱中症への注意が必要になってきます。

また、今年はマスクを着用する機会が多くなっていますので、体に負担がかかる場合があります。例年以上に暑さに対して細心の注意を払い、服装選びを行うことをおすすめします。
>>服装選びをお助け「服装予報」
>>ここの天気や気温をチェック