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九州南部は大雨警戒 1時間に50mm超の非常に激しい雨を観測

2020/06/15 07:48 ウェザーニュース

鹿児島県志布志市より(15日7時30分頃の様子)

梅雨前線が停滞している鹿児島県や宮崎県では、今日15日(月)早朝から断続的に激しい雨が降っています。

このあと今日の夕方にかけても雨が強まりやすく、道路冠水や河川増水、土砂災害の発生などに警戒が必要です。

1時間50mmを超える非常に激しい雨を観測

雨雲レーダー 15日(月)7時30分現在
昨日14日(日)は日本海側にあった梅雨前線が南下し、今日15日(月)は九州南部に停滞しています。

前線付近では雨雲が発達しており、6時10分までの1時間に宮崎県油津では51.0mmの非常に激しい雨を観測。鹿児島でも7時10分までの1時間に37.0mmの激しい雨が降りました。
>>最新の雨雲レーダー

断続的に激しい雨 道路冠水や土砂災害に警戒

鹿児島県や宮崎県では、このあと夕方にかけて発達した雨雲が通過しやすい状況が続きます。

局地的には1時間に50mmを超える非常に激しい雨が降るおそれがあります。道路冠水や河川増水に警戒が必要です。

また、日付が変わってからすでに100mmを超える雨が降っており、地盤が緩んでいるところがあります。土砂災害が発生しやすい状況になっているので、崖の近くなど危険な場所には近づかないようにしてください。

自治体から発表される情報にも留意して、家の中が危険と感じる場合には、マスクや消毒液などの感染症対策用品も準備して、知り合いの家や近くの避難所に避難するようにしてください。
>>ピンポイント天気予報