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北海道 初夏の青空に浮かぶ吊るし雲 強い西風の影響

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2020/06/13 11:00 ウェザーニュース

今日13日(土)の北海道は晴れて気温が上がっています。札幌周辺では初夏の青空に吊るし雲が見られました。

晴れて強い日差しが照りつけている北海道は午前中から気温が上がり、札幌は11時までの最高気温が今年最高に並ぶ29.9℃、大樹町などはすでに30℃を超えました。

そんな初夏の青空が広がる中、札幌市周辺では少し変わった雲が空に浮かんでいます。

吊るし雲とは?

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吊るし雲とは?
これは高い山の風下に浮かぶ、いわゆる「つるし雲」で「レンズ雲」の一種です。
吊るし雲は、高い山の風下に現れる雲で、上空の風に乗って流れる普通の雲と違い、いちど出現すると場所がほとんど動かず、「吊されて」いるように見えるので「吊るし雲」と呼ばれています。

・「上空の風が強い」
・「湿った空気が存在する」
という状況の時に発生しやすく、天気が崩れる前触れとも言われています。

北海道上空は平均で20m/s以上の西よりの風が吹いており、吊るし雲が発生したと見られます。

今日は晴天が続くものの、明日14日(日)は天気が下り坂で、雨の降り出す所がある見込みです。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ボマさん

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