気圧だけでなく、湿度や気温差も影響
「環境の変化に影響を受けない人もいれば、デリケートで気圧や気温の変化に敏感な人もいます。梅雨どきは、デリケートな人にとって、とてもつらい時期になります」と言うのは、ウェザーニューズ気象病顧問アドバイザー・愛知医科大学客員教授・中部大学教授で医師の佐藤純先生です。
梅雨どきは雨がシトシト降るというイメージですが、実際は梅雨の晴れ間もあるし、雷雲が接近すれば気温も湿度も急変します。そうした環境の変化に敏感な人は体調を崩すというのです。
梅雨どきは雨がシトシト降るというイメージですが、実際は梅雨の晴れ間もあるし、雷雲が接近すれば気温も湿度も急変します。そうした環境の変化に敏感な人は体調を崩すというのです。
予防的な治療で症状を軽減
「
ただ、医療機関にかかって薬を処方されている方は飲み合わせなどの問題もありますので、必ず主治医の先生にご相談してください。また、病院でみてもらっていない人は薬局で相談して購入してください」(佐藤先生)
気圧の変化で体調を崩す天気痛に悩む人は1000万人いるとされます。梅雨のように気圧や気温、湿度などの変化しやすい時期は、 事前の対策で天気痛を予防してください。
市販の酔い止め薬、漢方薬の五苓散(ごれいさん)、天気痛用の耳栓を使うと症状の悪化がおさえられることがあるので試してはいかがでしょうか。ただ、医療機関にかかって薬を処方されている方は飲み合わせなどの問題もありますので、必ず主治医の先生にご相談してください。また、病院でみてもらっていない人は薬局で相談して購入してください」(佐藤先生)
気圧の変化で体調を崩す天気痛に悩む人は1000万人いるとされます。梅雨のように気圧や気温、湿度などの変化しやすい時期は、 事前の対策で天気痛を予防してください。