梅雨前線は、週末にかけて日本海まで北上し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで活動が活発になります。このため、週末にかけて西日本や北陸、東海などを中心に大雨となるおそれがあります。

特に湿った西風が山にぶつかる九州の東シナ海側や四国、紀伊半島の一部、北陸の山沿いから岐阜県などは雨の量が多くなりやすく、総雨量が300mmに達する見込みです。

土砂崩れや河川の増水、氾濫などの災害発生が懸念されるため、厳重な警戒が必要です。

梅雨入りして早々の大雨となりますので、こまめに最新の天気や自治体情報を確認するようにしてください。
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梅雨前線がだんだんと北上して、日本付近に停滞する予想です。このため、週明けにかけて全国的に曇りや雨の日が多くなります。

明日11日(木)にかけて、まだ梅雨入りしていない関東甲信や東北などの各地で、梅雨入りする可能性が高くなっています。

雨量の多くなる時期が始まるため、貴重な日差しの活用や雨への備えを進めておいてください。
＞＞梅雨入り予想・8月にかけての長期予報

梅雨前線や暖気の北上に伴い、気温だけでなく湿度も上昇します。曇りや雨でも気温が高めの日が多く、かなり蒸し暑く感じます。

こまめに水分補給をするなど、熱中症に十分ご注意ください。屋内でも適度に冷房を使うなど、暑さ対策が必要です。

また、マスクをする際は熱がこもりやすいため、首元の開いた服を着る、うちわや扇子を使うなどの対策が有効です。
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12日(金)以降は、だんだんと太平洋高気圧が沖縄へと勢力を拡大します。

このため、沖縄では一足先に雨の季節が終わり、本島を中心に強い日差しが照りつける夏空が続く予想です。万全な熱中症対策や紫外線対策が欠かせません。

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