ホタルブクロはどんな花?
ホタルブクロはキキョウ科の多年草。横からではなく、下からのぞきこむようにホタルブクロを見ると、キキョウの面影があります。
ホタルブクロという名の由来は、子どもたちが花の中に蛍を入れて遊んでいたことや、提灯(ちょうちん)に似ていることから提灯の古語「火垂る」にちなんだと言われています。
花言葉は「忠実・正義」。釣鐘形の花が教会の鐘をイメージさせることから、この花言葉がついたとのこと。
また、茶道では茶花(ちゃばな)といって茶席に季節の花を飾るのですが、ホタルブクロは6月の茶花の一つです。
ホタルブクロという名の由来は、子どもたちが花の中に蛍を入れて遊んでいたことや、提灯(ちょうちん)に似ていることから提灯の古語「火垂る」にちなんだと言われています。
花言葉は「忠実・正義」。釣鐘形の花が教会の鐘をイメージさせることから、この花言葉がついたとのこと。
また、茶道では茶花(ちゃばな)といって茶席に季節の花を飾るのですが、ホタルブクロは6月の茶花の一つです。
雄から雌に変身!?
植物は、優秀な子孫を残すべく、自家受粉を避ける様々な工夫を行っています。
ホタルブクロはどんな工夫をしているかと言うと・・・なんと途中で性別が変わります。
最初は雄として花粉を放出。虫などに自分の花粉を運んでもらうことに徹します。この時、雄しべから出たたくさんの花粉が雌しべにつかないよう、雌しべの柱頭は固く閉じられています。
役目が終わった雄しべはやがて枯れ、次は雌しべが成熟します。ここから雌として受粉体勢に入ります。
閉じていた柱頭は、3つほどに分かれ、虫たちの体についた花粉を受け取り、種子を作るのです。
ホタルブクロはどんな工夫をしているかと言うと・・・なんと途中で性別が変わります。
最初は雄として花粉を放出。虫などに自分の花粉を運んでもらうことに徹します。この時、雄しべから出たたくさんの花粉が雌しべにつかないよう、雌しべの柱頭は固く閉じられています。
役目が終わった雄しべはやがて枯れ、次は雌しべが成熟します。ここから雌として受粉体勢に入ります。
閉じていた柱頭は、3つほどに分かれ、虫たちの体についた花粉を受け取り、種子を作るのです。
西洋のホタルブクロ
ホタルブクロを含めたホタルブクロ属の植物は、日本だけでなく様々な国に分布しています。そのため、「カンパニュラ」という世界共通の名称がついています。
「ホタルブクロって名前は知ってるけど、カンパニュラはあんまり馴染みがないな…」
それもそのはず。日本の場合、カンパニュラと呼ぶのは主に西洋産のホタルブクロ属。私たちがよく見るホタルブクロは、日本や中国、朝鮮半島などアジア産のものなので、カンパニュラではなく和名の「ホタルブクロ」で呼ばれることが多いのです。
「ホタルブクロって名前は知ってるけど、カンパニュラはあんまり馴染みがないな…」
それもそのはず。日本の場合、カンパニュラと呼ぶのは主に西洋産のホタルブクロ属。私たちがよく見るホタルブクロは、日本や中国、朝鮮半島などアジア産のものなので、カンパニュラではなく和名の「ホタルブクロ」で呼ばれることが多いのです。
食卓にも彩りを
ホタルブクロは、実は食べることができるって知っていましたか。
若葉や若芽はアクを抜いて天ぷらにしたり、ゆでて和え物やおひたしにされることも。花も酢の物にしたり、サラダに入れると彩りが良く、食卓にも華やかさが加わります。
今年は目で楽しむだけでなく、食べて楽しむのも良いかもしれませんね。
>>ウェザーニュースのニュース一覧
若葉や若芽はアクを抜いて天ぷらにしたり、ゆでて和え物やおひたしにされることも。花も酢の物にしたり、サラダに入れると彩りが良く、食卓にも華やかさが加わります。
今年は目で楽しむだけでなく、食べて楽しむのも良いかもしれませんね。
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