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沖縄・宮古島で1時間に70mm近い非常に激しい雨 道路冠水などに警戒

2020/06/09 07:59 ウェザーニュース

梅雨前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、今日9日(火)も沖縄で雨が強まっています。

このあとも発達した雨雲が断続的に流れ込み、沖縄本島や先島諸島では激しい雨が降るおそれがあるため、道路冠水などに警戒が必要です。

宮古島では非常に激しい雨を観測

昨日8日(月)は石垣島で「50年に一度の記録的な大雨」となりましたが、今朝は西表島や宮古島に発達した雨雲がかかっています。
7時10分までの1時間に宮古島の城辺(ぐすくべ)で67.5mm、同じく宮古島にある鏡原では6時10分までの1時間に60.5mmの非常に激しい雨を観測しました。

7時30分現在、宮古島や石垣島、沖縄本島の一部に大雨警報が発表されています。
>>最新の雨雲レーダー

断続的に非常に激しい雨のおそれ

雨の予想 9日(火)15時
このあとも沖縄本島や先島諸島では、湿った空気が流れ込みやすく、活発な雨雲が通過するタイミングがあります。断続的に1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降り、雷や突風を伴うおそれがあるので、注意が必要です。

道路冠水や河川の急な増水、落雷などに警戒してください。
>>GPS検索 ピンポイント予報

自宅などの安全な場所で待機を

少なくとも今日いっぱいは大雨に警戒が必要です。明日の朝までに先島諸島や沖縄本島では、さらに150mm前後の雨が予想されています。
雨の強い時間帯は、外に出ず、自宅や会社の中などで過ごすようにしてください。

自治体から発表される情報もしっかりと確認をして、新型コロナウイルス感染症の流行により避難の判断が難しくなっていますが、土砂災害警戒区域では斜面から離れた上階の部屋で過ごすなど、自宅などに留まる場合にも、土砂災害などに警戒するようにしてください。

>>大雨避難時の注意点
>>防災情報と避難行動