国内:薩摩半島西方沖でM4.3 最大震度4を観測
1日(月)9時33分頃、薩摩半島西方沖を震源とするマグニチュード4.3の地震が発生しました。地震の規模はそれほど大きくなかったものの、深さが約9kmと浅かったため震央周辺で揺れが強く、鹿児島市や日置市、南九州市などで震度4を観測しています。
薩摩半島西方沖で発生する地震の大部分は、陸地から少し離れた東シナ海で起きており、今年5月3日にはマグニチュード6.2が発生しました。今回の震源近くには、市来断層帯の吹上浜西方沖区間が知られているものの、地震のメカニズム等から断層帯の活動とは言い切れません。
むしろ鹿児島県の陸域の地震としては、1997年のマグニチュード6.4、最大震度6弱の地震など、薩摩地方北部を震源とするマグニチュード5~6クラスの地震が度々起きていますので、こちらに警戒する必要があります。
» 関連記事 鹿児島県で震度4を観測する地震 津波の心配なし
薩摩半島西方沖で発生する地震の大部分は、陸地から少し離れた東シナ海で起きており、今年5月3日にはマグニチュード6.2が発生しました。今回の震源近くには、市来断層帯の吹上浜西方沖区間が知られているものの、地震のメカニズム等から断層帯の活動とは言い切れません。
むしろ鹿児島県の陸域の地震としては、1997年のマグニチュード6.4、最大震度6弱の地震など、薩摩地方北部を震源とするマグニチュード5~6クラスの地震が度々起きていますので、こちらに警戒する必要があります。
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世界:チリの内陸部でM6.8の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は 2回発生しています。最も大きなものは3日(水)にチリで発生したマグニチュード6.8の地震です。
チリでは沿岸部の巨大地震だけでなく、内陸部のやや深い所でも時々大きな地震が発生しています。特に今回の震源の北側に当たるボリビアとの国境付近はマグニチュード6クラスの地震が頻発しています。1950年にはマグニチュード8.2の大きな地震が起きた記録もあります。
チリでは沿岸部の巨大地震だけでなく、内陸部のやや深い所でも時々大きな地震が発生しています。特に今回の震源の北側に当たるボリビアとの国境付近はマグニチュード6クラスの地震が頻発しています。1950年にはマグニチュード8.2の大きな地震が起きた記録もあります。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。