1.「日当たり」に注目
「日当たりの良さ」が過去最低に
日あたりについて、“一日中よくあたる” “半日以上あたる” “半日あたらない” “ほとんどあたらない”の4項目から選択して頂きました。
集計の結果、最も割合の高かった“一日中よくあたる”に注目すると、2020年は59%となり、過去8年で初めて60%を下回りました。
集計の結果、最も割合の高かった“一日中よくあたる”に注目すると、2020年は59%となり、過去8年で初めて60%を下回りました。
2.「樹形」に注目
「自然樹形を保っている」が若干回復
樹形(樹の立ち姿)について、“自然樹形を保っている” “自然樹形に近い” “樹形が崩れてきている” “自然樹形がほとんど崩れてる”の4項目から選択して頂きました。
集計の結果、“自然樹形を保っている”の項目に注目すると、2013年から減少傾向でしたが、今年は47%と2019年よりも1%ほど回復しています。
集計の結果、“自然樹形を保っている”の項目に注目すると、2013年から減少傾向でしたが、今年は47%と2019年よりも1%ほど回復しています。
3.「花の咲き方」に注目
「木全体にまんべんなく花が咲いている」が7割以下
花の咲き方について、“木全体にまんべんなく花が咲いている” “所々咲いていない枝がある” “特に上部に咲いていない枝が目立つ”の3項目から選択して頂きました。
集計の結果、“木全体にまんべんなく花が咲いている” という回答が、5年続けて70%を下回っています。
“所々咲いていない枝がある”と“特に上部に咲いていない枝が目立つ”の回答を併せると30%を超えるため、咲き方にまばらな木が一定数あることがわかります。
集計の結果、“木全体にまんべんなく花が咲いている” という回答が、5年続けて70%を下回っています。
“所々咲いていない枝がある”と“特に上部に咲いていない枝が目立つ”の回答を併せると30%を超えるため、咲き方にまばらな木が一定数あることがわかります。
4.「幹の状態」に注目
昨年から変わらず過半数が不健康
幹の状態について、“穴や切られたアト、窪みは無い” “穴や切られたアト、窪みなどが少しある” “穴や切られたアト、窪みなどがかなり目立ち、もしくはキノコが生えている” “大きく切られたり、などがかなり目立ち、もしくはキノコが生えている”の4項目から選択して頂きました。
集計の結果、穴や切られたアト、窪み、キノコなど、不健康な状態の回答が、5年続けて5割を超え、今年が最も悪い結果となりました。
健康そうに見える幹でも、キノコが生えているものは中が腐っている可能性があり、専門家による診断が必要になります。
集計の結果、穴や切られたアト、窪み、キノコなど、不健康な状態の回答が、5年続けて5割を超え、今年が最も悪い結果となりました。
健康そうに見える幹でも、キノコが生えているものは中が腐っている可能性があり、専門家による診断が必要になります。
5.「樹皮の状態」に注目
「不健康な状態」の回答が2割超え
樹皮の状態について、“生き生きしていて光沢がある/盛り上がるような部分があり、縦に割れている” “傷などほとんどない” “苔などが残っていたり、樹皮がはがれてカサカサしている” “苔に覆われた部分が多い。または、樹皮の損傷が激しい” の4項目から選択して頂きました。
集計の結果、“苔などが残っていたり、樹皮がはがれてカサカサしている”と“苔に覆われた部分が多い。または、樹皮の損傷が激しい”の合計が 、5年続けて2割を超えました。
苔はあまり害にならないと思われますが、樹皮がはがれてカサカサしていたり、損傷が激しい場合、土の中の通気性が悪く、桜の生長が止まっている可能性があります。
集計の結果、“苔などが残っていたり、樹皮がはがれてカサカサしている”と“苔に覆われた部分が多い。または、樹皮の損傷が激しい”の合計が 、5年続けて2割を超えました。
苔はあまり害にならないと思われますが、樹皮がはがれてカサカサしていたり、損傷が激しい場合、土の中の通気性が悪く、桜の生長が止まっている可能性があります。
6.「花数」に注目
「5個以上」の割合が3割以下に
花の数について、“5個以上” “3~4個” “2個””1個”の4項目から選択して頂きました。
集計の結果、昨年より”5個以上”の割合が減少し、2013年に次ぐ健康状態の悪さとなりました。
集計の結果、昨年より”5個以上”の割合が減少し、2013年に次ぐ健康状態の悪さとなりました。