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カーテンレールはNG!? 部屋干しの臭いを防ぐコツ

2020/06/06 14:46 ウェザーニュース

すでに沖縄や九州南部、四国では梅雨に入り、来週には関東含む広範囲で梅雨入りが発表される可能性があります。
梅雨時は雨の日が増えて、部屋干しする機会も多くなるのではないでしょうか。なんとなく干しやすいからと、カーテンレールを使う方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、乾きやすさやニオイの観点からは、あまり良くないようです。

LIONお洗濯マイスター片木徹也さんに、乾くまでの時間を短くできるおすすめの干し方をうかがいました。

乾きやすいのは部屋の“中央”

「部屋干しの際、カーテンレールなどに干している人も多いでしょう。

でも、実は窓や壁のそばは“空気の動き”が悪いため、干す場所としては不向きです。

しかも、カーテンの汚れがついたり、洗濯物の水分がカーテンに移るなどの不具合も生じます。

ポイントは、お部屋の中で空気が動く場所。部屋と部屋の間の鴨居(かもい)や、室内用の物干しなどを、部屋の中央に置くなどして、空気の動きがある乾きやすい場所に干しましょう。」(片木さん)

中央に干せない場合は?

「洗濯物を乾きやすくするには、洗濯物のまわりの“空間”をできるだけ広くとり、“湿った空気”を”乾いた空気”と交換することが重要です。

お部屋のスペース上、どうしても窓際のカーテンレールにしか干せない場合には、扇風機やエアコンの風をあてて、空気を循環させる工夫をしてみてください。

さらに、洗濯物が乾いた順から取り外していくと、そこに空間が生まれ、まだ乾いていないものが乾きやすくなります。

また、洗濯物は上の方が乾きやすいので、途中で上下を入れ替えてあげると、乾燥時間が短くなります。」(片木さん)


ちょっとした工夫を積み重ねていくことで、洗濯物が乾く時間を短縮することができるんですね。

ぜひ、部屋干しする際はお試しください。

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参考資料など

ライオン株式会社 https://www.lion.co.jp/ja/
Lidea https://lidea.today/articles/102