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西日本や東日本でホタルが見頃 幻想的な奇跡のショットも

2020/06/17 14:54 ウェザーニュース

現在、西日本や東日本でホタルが見頃を迎えています。
ここ1週間で、ウェザーニュース会員から届いたホタルの絶景写真をご紹介します。蒸し暑さが増してきている季節にぴったりの癒しの光、必見です!

ISS*蛍の奇跡的なショット

神奈川県横浜市 2020年6月4日撮影
現地からは「今宵も蛍に会いに「ジブリの森」(勝手に)へ   今夜は森の奥へ… ISS国際宇宙ステーションと蛍の軌跡」
とコメントをいただきました。

6月4日(木)は国際宇宙ステーション/きぼうが日本付近を通過しました。奇跡的にもほたるの乱舞とのコラボという見事なベストショットを送っていただきました。

幻想的なヒメボタル

山口県山陽小野田市 2020年6月3日撮影
こちらはヒメボタル。「暗くなり禁断の三脚移動。背景はピンボケでボツにしようかと思ってましたが(^◇^;)二台体制やっぱり必要ね…。」
なかなか幻想的なホタルの撮影は難しいようですね。

ほたるの光を動画で♪

(愛媛県 四国中央市 6月3日撮影)


(大分県国東市 6月2日撮影)

儚くも美しいホタルの一生

[1]5月〜6月頃、オスとメスの蛍(成虫)が交尾をして、メスがコケの中に黄色い卵を500個程産みます。

[2]産卵から1ヶ月後、卵は孵化し、幼虫はすぐに水の中へ。カワニナという巻貝を食べながら、川底の石の下など暗い場所で遠い春を待つのです。

[3]翌年の4月~5月頃、幼虫は水の中から陸にあがり、今度は土の中へと生活拠点を移します。

[4]1ヶ月後、幼虫はさなぎに変化。10日もすると、羽化して土の中から出てきます。

[5]成虫となったホタルたちは、ようやく飛び立つことができます。幻想的な光を放ちながら、早くもパートナーを探すのです。

こう見るとわかるように、ホタルは、一生のほとんどを水の中と暗い土の中で過ごします。いざ成虫になっても寿命は約1、2週間ほど。早々にパートナーを見つけ、子孫を残さなければいけないので、なかなかハードです。

キラキラとしたイメージのあるホタルですが、美しい光を放って飛ぶことができるのはほんの一瞬。この事実を知ると、よりホタルの光が特別な姿に感じられますね。
>>ウェザーニュースほたる情報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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