チリ北部でM6.8の地震 津波の心配なし
2020/06/03 17:08 ウェザーニュース
日本時間の6月3日(水)16時36分頃、南米西部で地震がありました。震源地はチリ北部で、地震の規模はM6.8と推定されます。この地震による津波の心配はありません。
※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。
震源は深く、影響は限定的か
観測された震度の情報は入っていませんが、震源が比較的深かったことなどから、揺れの強さは最大でも日本の震度4程度とみられ、大きな被害が発生する可能性は低いとみられます。
震源近傍では津波の可能性
気象庁の北西太平洋津波情報センター(NWPTAC)によると、ロシアの千島列島では3m未満の津波が到達するおそれがあるとしています。
太平洋津波警報センター(PTWC)によると、12時49分現在、津波による脅威は過ぎ去ったとしています。(13:00更新)
太平洋津波警報センター(PTWC)によると、以下の国や地域では0.3m未満の海面変動のおそれがあるとしています。
ハワイ、日本、ジョンストン島、ミッドウェー島、北マリアナ諸島、北西ハワイ諸島、ロシア、ウェーク島
震源近傍では“日本での震度4”程度の揺れか
米国地質調査所国立地震情報センター(USGS,NEIC)によると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅥ程度の揺れがあった模様です。日本の気象庁震度階級の震度4程度相当の揺れだったとみられます。