梅雨前線が活発に 4日(木)にかけて九州南部で大雨警戒
2020/06/02 15:51 ウェザーニュース
明日3日(水)は梅雨前線がやや北上し、活動が活発になります。九州南部は次々に活発な雨雲が通過するため、大雨に警戒が必要です。
雨が強まるのは3日(水)午後からで、その後は4日(木)の夕方にかけて断続的に雨が強まる見込みです。
発達した雨雲が通過するタイミングでは、1時間に50mmを超える、非常に激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水や急な河川の増水などに警戒が必要です。
屋久島では300mm前後の大雨に
4日(木)夜までの予想積算降水量
また、4日(木)夜にかけての総雨量は薩摩半島や大隅半島南部、種子島で200mm前後、屋久島では300mm前後に達する見込みです。局地的にはさらに雨量が増えて、土砂災害の危険性が出てきます。
梅雨前線の動きによっては5日(金)以降も強い雨の続くおそれがありますので、雨対策をしっかりと行ってください。
明日以降は大雨に警戒
明日21日(木)以降は梅雨前線が北上して梅雨空が戻ってきます。
停滞する前線上に低気圧が発生して、次々と南西諸島を通過する見込みです。そのため、発達した雨雲が流れ込みやすくなります。
沖縄本島では23日(土)9時までに予想される総雨量が200~300mmで、多いところでは400mmに達するおそれがあります。道路冠水や河川用水路の氾濫、土砂災害の発生に厳重な警戒が必要です。大雨は24日(日)まで続くおそれがあります。
側溝の掃除や食料燃料の確保など早めに対策を施すようにしてください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)