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週後半は頭痛など"天気痛”に注意 低気圧や前線が影響

2020/06/03 06:31 ウェザーニュース

天気痛のピークとも言われている6月に突入しました。
4日(木)以降は、毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加え、寒気を伴った低気圧や前線が接近・通過することで日本付近の気圧が低下します。

気圧の変化で頭痛などの天気痛に注意

週間天気痛予報
ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。また、6月は天気痛のピークとも言われています。

今週後半は、頭痛や関節痛を感じることの多い方は注意が必要です。
>>都道府県別の天気痛予報

天気痛は「気圧」がポイント

晴れや雨などの天気の変化だけでなく、気温や湿度のほか気圧なども大きく関係していると言われています。

特に気温・湿度については、「暑い・寒い」、「湿っている・乾燥している」など、日々の体感で変化を感じられますが、気圧の変化についてはなかなか体感で感じることができません。

ウェザーニュースの天気痛予報は、原因となる気象要素の中でも、肌で実感しにくい気圧の変化に着目して天気痛の予測ロジックを組み立てています。

天気痛予報を参考に事前の対策を

ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4 ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。

また、スマートフォンアプリ「ウェザーニュース」では「天気痛アラーム」の登録を開始。天気痛アラームは、気圧や気温などの様々な気象状況の変化から頭痛や関節痛が出やすいタイミングを予想し、翌日に「注意」や「警戒」の予報がある時のみ、前日の夜にスマートフォンにお知らせする無料のサービスです。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。