国内:十勝沖でM5.8 震度4の地点が多数
31日(日)3時14分頃、十勝沖を震源とするマグニチュード5.8の地震が発生しました。この地震で釧路市や根室市などで最大震度の4、帯広市や北見市など道東の広い範囲で震度3の揺れを感じています。
十勝沖は太平洋プレートが北米プレートに潜り込む、千島海溝沿いの西端に当たり、今回の地震は深さやメカニズムなどからプレート境界付近で発生したと見られます。
近年も大きな地震が頻発しており、2008年にはマグニチュード7.1、2003年にはマグニチュード8.0(平成15年十勝沖地震)が発生しました。
政府の地震調査研究推進本部は十勝沖でマグニチュード8.0~8.6程度の地震が、3年以内に9%の確率で発生すると見ています。また、根室沖や択捉島沖などを含む、千島海溝沿いではマグニチュード8.8以上の超巨大地震の発生が懸念されており、常日頃からの対策が欠かせません。
» 関連記事 北海道 十勝沖で地震 最大震度4 M5.8 津波の心配なし
十勝沖は太平洋プレートが北米プレートに潜り込む、千島海溝沿いの西端に当たり、今回の地震は深さやメカニズムなどからプレート境界付近で発生したと見られます。
近年も大きな地震が頻発しており、2008年にはマグニチュード7.1、2003年にはマグニチュード8.0(平成15年十勝沖地震)が発生しました。
政府の地震調査研究推進本部は十勝沖でマグニチュード8.0~8.6程度の地震が、3年以内に9%の確率で発生すると見ています。また、根室沖や択捉島沖などを含む、千島海溝沿いではマグニチュード8.8以上の超巨大地震の発生が懸念されており、常日頃からの対策が欠かせません。
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国内:長野・岐阜県境付近で最大震度4の地震
4月下旬から活発な地震活動が続いている長野・岐阜県境付近で29日(金)19時05分頃、マグニチュード5.3の地震が発生し、岐阜県高山市栃尾で震度4、飛騨市神岡町や松本市安曇で震度3を観測しました。
一連の群発地震で震度4を観測する地震は19日(火)以来3回目で、マグニチュード5.3は3番目の強さです。この地震の後は活動が活発になり、29日(金)は震度1以上の有感地震が9回、30日(土)は5回発生しています。
活動が始まって1か月あまりが経過しましたが、1998年の群発地震では3か月ほど活発な状況が続きましたので、引き続き注意が必要です。
一連の群発地震で震度4を観測する地震は19日(火)以来3回目で、マグニチュード5.3は3番目の強さです。この地震の後は活動が活発になり、29日(金)は震度1以上の有感地震が9回、30日(土)は5回発生しています。
活動が始まって1か月あまりが経過しましたが、1998年の群発地震では3か月ほど活発な状況が続きましたので、引き続き注意が必要です。
世界:ニュージーランドで今年最大のM5.6の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は 11回発生しています。最も大きなものは27日(水)にバヌアツ近くで発生したマグニチュード6.1です。
また、25日(月)にニュージーランドの北島沿岸部を震源とするマグニチュード5.6の地震が発生しました。震源近くでは日本の震度階級で震度3程度の揺れがあったと見られます。
被害の発生はなかったものの、地震発生当時にニュージーランドの首相がテレビ出演中で、落ち着いた対応をしたことが話題になりました。
今回の震源付近では1934年と古い記録ながら、マグニチュード7.2の地震が発生したことがあります。ニュージーランドは太平洋プレートとオーストラリアプレートが複雑に関係しあうため、大きな地震が度々発生し、最近では2016年に発生したマグニチュード7.8の地震で被害が起きました。
また、25日(月)にニュージーランドの北島沿岸部を震源とするマグニチュード5.6の地震が発生しました。震源近くでは日本の震度階級で震度3程度の揺れがあったと見られます。
被害の発生はなかったものの、地震発生当時にニュージーランドの首相がテレビ出演中で、落ち着いた対応をしたことが話題になりました。
今回の震源付近では1934年と古い記録ながら、マグニチュード7.2の地震が発生したことがあります。ニュージーランドは太平洋プレートとオーストラリアプレートが複雑に関係しあうため、大きな地震が度々発生し、最近では2016年に発生したマグニチュード7.8の地震で被害が起きました。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。