雲を構成する氷の粒が太陽光を屈折
ハロは日暈とも呼ばれ、通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。
通常のハロは六角柱型の氷晶によって出現し、視野半径角22度のところに見えるのに対し、9度ハロはピラミッド型氷晶によって出現し、視野半径角9度のところに見えます。
今日は愛知県、岐阜県、静岡県などで9度ハロが見られています。
ウェザーニュースには日本各地から毎日1万通以上の空の写真「ウェザーリポート」が投稿されていますが、9度ハロがこれほど多く目撃されるのは2013年に沖縄で多数目撃されて以来と言えそうです。
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写真:上段左から、岐阜県岐阜市、愛知県名古屋市、岐阜県可児市
下段左から、愛知県日進市、岐阜県可児市、静岡県島田市
通常のハロは六角柱型の氷晶によって出現し、視野半径角22度のところに見えるのに対し、9度ハロはピラミッド型氷晶によって出現し、視野半径角9度のところに見えます。
今日は愛知県、岐阜県、静岡県などで9度ハロが見られています。
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下段左から、愛知県日進市、岐阜県可児市、静岡県島田市