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日焼け止めに書かれたSPFとPAの意味って?

2020/05/29 09:50 ウェザーニュース

緊急事態宣言が解除され、今週末は外出を予定されている方もいらっしゃると思います。
外は強い日差しが降り注いでいるので、日焼け止めを準備した方がよさそうです。

ところで、日焼け止めに書かれている「SPF」や「PA」、あなたは2つの役割をしっかり理解していますか?

実は女性も半数は知らない

ウェザーニュースが行った調査では、SPFとPAの両方の役割を理解できているのは、男性17%女性47%という結果になりました。
つまり、男性は8割以上、女性でも半数以上がきちんと理解できていないということになります。
(2019年4月25日実施 回答7,322人)

それでは、ここからはSPF・PAの役割をみていきましょう。

UVBの防止効果を表す「SPF」

「SPF」は「Sun Potection Factor(サンプロテクションファクター)」の略で、紫外線によって起こる急性の炎症(サンバーン)の防止効果の程度を表し、UVBの防止効果を表しています。

数字が大きいほど紫外線B波(UVB)を防ぐ効果が高く、最大50+(SPFが51より大きい)と表示されます。

UVAの防止効果を表す「PA」

PAは「Protection grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)」の略で、UVA(長波長紫外線)防止効果の程度を意味します。

防止効果の程度は+、++、+++、++++の4種類で表し、+が多いほどその防止効果は高くなります。

生活シーンや肌タイプに合わせて対策を

情報元:日本化粧品工業連合会
日焼け止めは、利用シーンや肌タイプに合わせて自分に合ったものを使用することが重要です。

また、日焼け止めの効果を最大化するポイントは、ムラなく、たっぷりとつけ、こまめに塗りなおすこと。

UVケアが甘いと、シミはもちろん、シワやたるみなどのエイジングサインがじわじわと増えていきます。

この機会に、自分に合った日焼け止めの選び方や使い方をマスターしておきたいですね。
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