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桜島が白昼に立て続けの噴火 噴煙は火口上3000mに達する

2020/05/27 14:23 ウェザーニュース

27日(水)の午後、鹿児島県桜島が立て続けに噴火し、火口上3000mまで噴煙を噴き上げました。
13時23分頃、桜島が噴火し、噴煙は火口上3000mまで達しました。その後、13時37分と13時44分、14時00分にも火口上2000m以上の噴煙を上げ、立て続けに4回噴火しています。

上空は西よりの風が吹いているため噴煙は東に流され、垂水市など大隅半島で降灰のおそれがありますので、注意が必要です。

ここ数日は噴火が頻発

ここ数日は桜島の活動が活発で、25日(月)は9回、26日(火)は7回の噴火が観測されています。

明日28日(木)から明後日29日(金)の昼間は西北西の風が吹くため、噴煙は大隅半島方面に向かう見込みです。29日(金)夜から30日(土)は一時的に東よりの風に変わって、噴火した場合、鹿児島市で降灰の可能性が出てきますので、要注意です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
隼人の爺さん