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これから気になるニオイ 感じ方を変化させる3つの要因とは

2020/05/19 05:33 ウェザーニュース

雨の日など「今日はいつもとニオイが違うな」と感じることはないでしょうか。

実は天候がニオイの感じ方を変化させていたのです。

要因その1:湿度

空気中に水蒸気が多いと、ニオイ分子は留まりやすくなります。

つまり、湿度の低い冬はにおいを感じにくく、今のような時期はにおいを強く感じます。
また、湿度が高くなる雨上がりに草木や花々の香りを強く感じるのもこのためと言われています。

要因その2:温度

ニオイ分子は、通常の温度で液体から気体になりやすいという性質(揮発性:きはつせい)を持っています。温度が高くなるとニオイ分子の揮発性は高くなり、よりにおいを感じやすくなります。

わかりやすい例として、調理中は料理のいいにおいが漂ってきますが、冷めてしまった料理からはあまりにおいを感じませんよね。

要因その3:気流

空気の動きも当然関係してきます。
晴れている日は上昇気流があるため、においは上へ運ばれます。しかし、曇っている日は上昇気流が弱く、においが地上付近に留まり、より感じやすくなります。

憂うつな季節の楽しみ方

湿度と温度が高くなり、ドンヨリした天気も増えてくる今の季節。ちょっと憂うつですが、「香りを楽しむには最適な季節」と考えると気分も変わりませんか?

部屋で好きなアロマを試したり、雨上がりには自然の香りを楽しむなど、これから迎える雨の季節を乗り切りましょう♪

>>この先の天気・気温

参考資料など

【参照・参考元】
マイナビ学生の窓口 フレッシャーズ「においのプロに聞く、「においがMAXになる条件と対策法」」