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九州は激しい雨に警戒 鹿児島などは土砂災害に厳重警戒を

2020/05/18 12:37 ウェザーニュース

週明けの今日18日(月)は沖縄や九州で局地的に激しい雨が降っていて、鹿児島県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

九州南部では週末16日(土)にも大雨となり地盤が緩んでいるところがあるため、がけ崩れなどの土砂災害に厳重に警戒してください。

1時間に60~80mmの非常に激しい雨のおそれ

台風1号から変わった熱帯低気圧が持っている暖かく湿った空気が、九州南部付近にある前線に向かって流れ込み、九州では活発な雨雲がかかっています。

局地的に激しい雨が降っていて、鹿児島空港では10時40分までの1時間に48.5mmの激しい雨を観測しました。

東シナ海にはまだ発達した雨雲が見られ、このあとも九州では1時間に60~80mmの非常に激しい雨が降るおそれがあります。道路冠水や河川の増水に警戒が必要です。

このあと雨のエリアは中国四国や近畿など東のエリアにも広がっていく見込みです。
>>最新の雨雲レーダー

九州南部は土砂災害に厳重警戒

鹿児島県の一部ではすでに24時間雨量が100mmを超えているところがあり、明日19日(火)朝までの総雨量は九州を中心に、多いところで200mmに達するおそれもあります。

九州南部では週末16日(土)にも大雨が降ったため、まだ土の中には多くの水分が残っています。地盤が緩んだ状態でがけ崩れなどが発生しやすい状況です。このあとも土砂災害の発生や河川氾濫に厳重に警戒してください。
>>がけ崩れや土石流の前兆
>>ピンポイント天気予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)sora さん