facebook line twitter mail

九州は大雨に警戒 浸水や河川増水、土砂災害には厳重警戒

2020/05/18 07:41 ウェザーニュース

週明けの今日18日(月)は低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込む影響で、九州では大雨に警戒が必要です。

九州南部では週末16日(土)にも大雨となったため、地盤が緩んでいるところがあります。がけ崩れなどの土砂災害に厳重に警戒してください。

発達した雨雲が次々と流れ込む

雨雲レーダー 18日(月)7時15分現在
九州では夜中から雨が降り出しており、一部では1時間に20mm近い、強い雨も観測しています。

東シナ海には非常に発達した雨雲が見られ、この雨雲が九州に次々と流れ込み、1時間に50mmを超える激しい雨が降るおそれがあり、道路冠水や河川の増水などに警戒が必要です。

中国四国でも午前中のうちに雨が降り出し、一部では1時間に30mmを超える激しい雨となる時間帯があります。
>>最新の雨雲レーダー

がけ崩れなどの土砂災害に厳重警戒

予想降水量 明日19日(火)朝まで
九州では今日いっぱい雨雲の通り道となり、断続的に激しい雨に見舞われます。
ウェザーニュースの予想では、明日19日(火)朝までに150~200mmの大雨となり、多いところでは200mmを超えるところがあるとみています。

先日16日(土)にも大雨が降っており、まだ土の中には多くの水分が残っていて地盤が緩んだ状態です。がけ崩れなどの土砂災害や河川氾濫に厳重に警戒してください。
>>がけ崩れや土石流の前兆
>>ピンポイント天気予報