神奈川県横須賀市では巻雲と呼ばれる空の非常に高い所に広がる雲が虹色に染まった様子が見られています。巻雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させて現れる環水平アークです。

雲に隙間が多いため、はっきりとした虹色の帯としては現れず、雲のある部分だけが染まりました。

横浜市で見られたアークは少し色が薄いものの、雲の広がっている部分に虹色の帯が確認できます。

環水平アークを作り出している薄雲は、低気圧や前線の接近を示唆するものです。関東各地は午後になると雲が厚みを増し、天気は下り坂に向かいます。明日16日(土)は広い範囲で雨が降り出す見込みです。
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