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福岡や名古屋などで黄砂を観測 やや霞んだ青空に

2020/05/13 07:37 ウェザーニュース

黄砂でやや黄色く霞んだ空(愛知県日進市より 13日6時頃の様子)

今日13日(水)は西日本や東日本を中心に青空が広がっています。ただ、スッキリとした青空というよりは、やや霞んだ青空となっています。

これは大陸で巻き上げられた黄砂が上空の西風に載って東に拡散し、西日本の太平洋側や東海を中心に飛散が観測されているためです。

西日本や東海で黄砂観測

今日13日(水)7時までに名古屋や福岡など、東海から九州にかけて黄砂が観測ています。いずれも視程が10km以上の薄い黄砂になっています。黄砂が飛散しているのは上空2000m前後が中心で、あまり地上には落ちてきてはいない模様です。

▼黄砂が観測された地点▼
 福岡  (1時45分)
 広島  (2時00分)
 高松  (3時09分)
 名古屋 (5時30分)
※カッコ内は観測された時間

このあとは関東や東北、沖縄方面に薄く広がる

今日13日(水)は東日本や東北の一部でも黄砂が観測される可能性があります。このあと昼頃にかけては、関東周辺でも空が霞むことがありそうです。また、沖縄では昼前後から夜にかけて黄砂が飛びやすくなります。

飛散する黄砂の量は多くなく、生活に大きな影響を及ぼすことはない見込みです。

ただ、呼吸器官に疾患を抱えている方は症状が悪化するおそれがあるため念のため注意してください。空が霞んで見える場合は黄砂で汚れる可能性があるので、洗濯や洗車を控えたほうが安心です。

>>GPS検索 ピンポイント予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
カブさん