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記録的短時間大雨情報 沖縄・石垣島で125mm/hの観測史上1位の猛烈な雨

2020/05/12 07:47 ウェザーニュース

昨日、梅雨入りしたばかりの沖縄では、南から暖かく湿った空気が次々に流れ込み、梅雨前線の活動が活発になっています。

梅雨前線の発達した雨雲が先島諸島に流れ込み、石垣島では7時までの1時間に125.0mmの雨を観測。これは石垣島での観測史上最多の記録となります。「記録的短時間大雨情報」も発表されました。
>>最新の雨雲レーダー

このあとも猛烈な雨に警戒を

雨の予想 12日(火)12時
石垣島では昼頃まで強弱を繰り返して雨が続き、雨量がさらに増えるおそれがあります。道路の冠水や河川の氾濫、土砂災害の発生に厳重な警戒が必要です。荒天の間は外出を極力控えるようにしてください。

沖縄本島でも昼過ぎにかけて発達した雨雲がかかる予想で、道路冠水や河川の増水、氾濫、土砂災害などに警戒が必要です。
>>GPS検索 ピンポイント予報

記録的短時間大雨情報とは?

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。

>>大雨避難時の注意点
>>防災情報と避難行動