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初夏から食べたいゴーヤ ビタミンCはレモン果汁やキウイ以上!?

2020/05/08 05:29 ウェザーニュース

5月8日は「ゴー(5)ヤー(8)の日」。1997年にJA沖縄経済連(現 JAおきなわ)と沖縄県が制定しました。

かつては一般的に「ニガウリ」と呼ばれていましたが、近年は沖縄の方言である「ゴーヤ(ゴーヤー)」と呼ぶ人が多くなりました。ニガウリ(苦瓜)の名前が示すように、苦みが味の特徴の一つです。この苦みによって、好き嫌いが分かれがちですが、栄養が豊富で、私たちの健康の維持・増進に大いに役立つ野菜です。

「美容と健康に欠かせない抗酸化ビタミン」を豊富に含む

ゴーヤはビタミンとミネラルのどちらも豊富に含む“頼りになる存在”です。なかでも、ビタミンCは100gあたり76mgと多く含まれています。これはピーマンと同程度、キウイフルーツやレモン果汁よりも多い数値です。

強い抗酸化作用を持つビタミンCは「美容と健康に欠かせない抗酸化ビタミン」といわれます。ビタミンCをしっかりとることで、老化の抑制、動脈硬化の予防、免疫力の向上などが期待できます。

ゴーヤの苦みは、モモルディシンという成分によります。モモルディシンには食欲促進や疲労回復などの効果があります。カリウムも多く含まれているので、高血圧を予防することも期待できます。

種とわたも食べて、健康アップ!

ゴーヤを使った人気の料理に「ゴーヤチャンプルー」があります。木綿豆腐や卵などと一緒にゴーヤを炒めて作ります。その際、ゴーヤの種とわたを取り除いて料理する人も多いでしょうが、これらを捨てずに、一緒に料理して、食べるのもおすすめです。

というのは、種とわたにも、ビタミンCなどの栄養が豊富に含まれているからです。種とわたをそのまま使って、天ぷらにするのもよいでしょう。ほかにも、種とわたをみそ汁やスープに入れて食べる方法もあります。さわやかな苦みがクセになるかもしれません。

ゴーヤを選ぶ際は、緑色が濃く、固くて、イボが密集しているものが特におすすめです。

初夏を迎え、さらに梅雨、そして夏本番に向かうこの時季、健康と体力をしっかり維持するためにも、ゴーヤを食生活に取り入れてはどうでしょうか。

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参考資料など

『日本の365日を愛おしむ』(本間美加子、東邦出版)、『春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典』(監修/吉田企世子、エクスナレッジ)、『健康365日 旬がおいしい野菜事典』(監修/田中由、学研)、文部科学省「食品成分データベース」