国内:長野県中部の地震は引き続き多い

4月下旬以降、地震が多発している長野県中部は、依然として地震活動が活発です。震度3を観測する地震は27日(月)を最後に発生していないものの、小さな地震は頻発しています。
防災科学技術研究所のHi-netによる自動震源処理では5月1日正午までに1700回以上の地震が観測されました。(体に感じない地震を含む)4月27日までに比べると回数は減少しているものの、まだ数としては多くなっています。
1998年の群発地震では活動開始から1か月ほど後に比較的大きな地震が発生していましたので、まだ油断はできません。
防災科学技術研究所のHi-netによる自動震源処理では5月1日正午までに1700回以上の地震が観測されました。(体に感じない地震を含む)4月27日までに比べると回数は減少しているものの、まだ数としては多くなっています。
1998年の群発地震では活動開始から1か月ほど後に比較的大きな地震が発生していましたので、まだ油断はできません。
世界:ギリシャ・クレタ島の沖でM6.6

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。
2日(土)にギリシャ・クレタ島の沖でマグニチュード6.6の地震が発生しました。震源が島から少し離れていたため、陸地では強い揺れにはならず、大きな被害は発生していません。
地震のメカニズムは南北方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析され、クレタ島の検潮所では20cm程度の津波を観測しています。
» 関連記事 地中海 ギリシャでM6.6の地震 震源近傍で小規模な津波を観測
クレタ島の沖はユーラシアプレートとアフリカプレートの境界にあたり、地震の多い領域です。2013年にはクレタ島の西でマグニチュード6.6、1952年には今回の震源の少し西でマグニチュード6.5の地震が発生しました。ただ、マグニチュード7を超えるような規模の地震の記録は残っていません。
2日(土)にギリシャ・クレタ島の沖でマグニチュード6.6の地震が発生しました。震源が島から少し離れていたため、陸地では強い揺れにはならず、大きな被害は発生していません。
地震のメカニズムは南北方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析され、クレタ島の検潮所では20cm程度の津波を観測しています。
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クレタ島の沖はユーラシアプレートとアフリカプレートの境界にあたり、地震の多い領域です。2013年にはクレタ島の西でマグニチュード6.6、1952年には今回の震源の少し西でマグニチュード6.5の地震が発生しました。ただ、マグニチュード7を超えるような規模の地震の記録は残っていません。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。