春も無視できない、紫外線の影響
紫外線は、日焼けのほかシワやシミ、皮膚がんなどの原因になるなど、さまざまな影響を及ぼす可能性があります。新型コロナウイルスによる外出自粛により、自宅で過ごす時間が長くなっている人も多いと思いますが、それでも洗濯物を干したりゴミを捨てたり、さらには窓ガラス越しの日射しなど、日常生活のなかで紫外線を浴びる機会は多いものです。
「春は地上に降り注ぐ紫外線量がぐんぐん上がっていきます。昨年のデータをみると、5月の紫外線量は8月に次いで1年で2番目に多くなっています。さらに、気候の変化などの影響で、春は肌の状態も乱れがちなので、注意が必要です」(野村先生)
「春は地上に降り注ぐ紫外線量がぐんぐん上がっていきます。昨年のデータをみると、5月の紫外線量は8月に次いで1年で2番目に多くなっています。さらに、気候の変化などの影響で、春は肌の状態も乱れがちなので、注意が必要です」(野村先生)
また、暖かくなると軽装になり肌の露出部が増えます。急に紫外線を浴びることで影響が強く出ることもあると言います。
「春は紫外線にあまり当たっていないタイミングなので、紫外線対して抵抗力がない状態といえます。その状態で陽に当たると、赤みやかゆみ、皮膚炎を起こしたりしやすいのです。
さらに、家の中は安心と考えている人もいるかもしれませんが、シワやたるみの原因とされているUV-Aは、雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているため、UVカット加工がないガラスではほとんどカットできません」(野村先生)
「春は紫外線にあまり当たっていないタイミングなので、紫外線対して抵抗力がない状態といえます。その状態で陽に当たると、赤みやかゆみ、皮膚炎を起こしたりしやすいのです。
さらに、家の中は安心と考えている人もいるかもしれませんが、シワやたるみの原因とされているUV-Aは、雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているため、UVカット加工がないガラスではほとんどカットできません」(野村先生)
春の紫外線対策のコツ
では、どうしたらよいのでしょうか。
「徐々に紫外線に当たるようにすれば、肌も紫外線に慣れてきますが、シミなど皮膚老化の原因になるので、日焼け止めなどの紫外線対策が必要です。日焼け止めは化粧下地のみならず、露出している部分すべてに使いましょう。効果を十分に得るために、メーカーの推奨する適量を使うのも大切です。首など塗り残しがないよう、ていねいに伸ばしましょう」(野村先生)
今の時期でも肌が乾燥気味の人が多いので、日焼け止めがローションタイプだとカサカサしてしまうこともあります。肌が乾燥していると感じたら、クリームタイプの方がしっとり潤います。ローションタイプを選ぶなら、保湿剤などで肌を整えてから塗ってもよいですね」(野村先生)
また、家の中でも窓際など日当たりのいい場所にいるときには、窓ガラスを通して多くの紫外線(UV-A)が降り注いているので、普段から対策は必要だと言います。気づかぬうちの日焼けを防ぐためにも、油断せずに今の時期から対策を忘れないようにしましょう。
>>10日先までの詳しい天気・気温
「徐々に紫外線に当たるようにすれば、肌も紫外線に慣れてきますが、シミなど皮膚老化の原因になるので、日焼け止めなどの紫外線対策が必要です。日焼け止めは化粧下地のみならず、露出している部分すべてに使いましょう。効果を十分に得るために、メーカーの推奨する適量を使うのも大切です。首など塗り残しがないよう、ていねいに伸ばしましょう」(野村先生)
今の時期でも肌が乾燥気味の人が多いので、日焼け止めがローションタイプだとカサカサしてしまうこともあります。肌が乾燥していると感じたら、クリームタイプの方がしっとり潤います。ローションタイプを選ぶなら、保湿剤などで肌を整えてから塗ってもよいですね」(野村先生)
また、家の中でも窓際など日当たりのいい場所にいるときには、窓ガラスを通して多くの紫外線(UV-A)が降り注いているので、普段から対策は必要だと言います。気づかぬうちの日焼けを防ぐためにも、油断せずに今の時期から対策を忘れないようにしましょう。
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