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大型連休の天気と外出の予測 自粛傾向続けば75%減に

2020/04/28 13:13 ウェザーニュース

ウェザーニュースでは天気と人々の行動との関係を検証する一環で、ビッグデータを活用した1日ごとの平均移動量の分析結果を公開しています。
» 外出自粛の様子がわかる解析結果を公開中

まもなく大型連休が始まります。昨年の大型連休(GW)の天気の良い日には、普段の休日と比べて、人々の移動量が1.14倍に増加していたことがわかっています(ウェザーニュース調べ)。

今年は「STAY HOME」のかけ声のもと、人と接する場所へのむやみな外出の自粛が求められていますが、「連休の気の緩み」で外出が増えてしまわないかが懸念されます。

今年の大型連休は雨の日が少ない予想

4月29日(水)〜5月6日(水)の天気予報
29日(水)から5月6日(水)の8日間の天気予報をみると、前半は高気圧に覆われて穏やかに晴れる日が多く、後半に低気圧の影響によって雨の日が1日から2日程度ある予想で、例年のGWと比較すると天気が良い見通しです。
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東京では人の移動量は昨年比75%減の予測

天気を加味した移動量の予測
次に、天気を加味した今年のGW中の東京23区内での人の移動量の予測を見ていきます。

4月29日(水)と5月2日(土)〜6日(水)の大型連休の移動量は、平均で昨年より75%少なくなると見込まれます。天気が良いにも関わらず移動量が減少する予想となっているのは、外出自粛の影響によるものです。

移動量の減少自体は感染症の流行抑止に直結するわけではないものの、人との接触機会が減ることでの感染防止に繋がるとみられます。

連休の「気の緩み」には用心を

今年の2連休と3連休の移動量の比較
ただ、今年になってからも「連休」には人の移動量が増える傾向があることがわかっています。

今年3月の「2連休」と「3連休」の東京23区内での人の平均移動量を比較した場合、3連休初日の3月20日(金)は、同じく天気の良かった3月15日(日)と比べて、平均移動量が1.4倍に伸びていました。3日間平均でも前週と比べて1.2倍の増加となりました。

前項の予測は、昨年GWデータと近々の自粛傾向を元に算出しているため、「気の緩み」の効果は考慮されていません。大型連休にも前回の3連休時のように移動量が増加してしまうと、人との接触機会も増えることが想定され、感染拡大へと繋がってしまうことが懸念されます。油断せず、外出自粛を続けましょう。

連休中も節度ある行動を

新型コロナウイルス感染症は、気象災害と同様に人の命に関わる問題です。今後の流行の拡大・縮小は、皆さんの行動選択にかかっています。人との接触をできる限り減らし、感染の拡大防止にご協力をお願いします。

ウェザーニュースでは、行動状況について以下の特設ページにて随時更新予定です。大型連休中も移動量の減少傾向が続くのかどうか注目です。

※この情報は、ウェザーニュースアプリにて位置情報の利用に許可いただいた皆さまのデータを、個人の識別ができない状態に加工したうえで解析・推計したものです。個人を識別できるデータにつきましては、新たに同意をいただかない限り外部に提供することはありません。